まつげパーマ後、予想外にまつげが上がりすぎたことはありませんか?
まぶたに当たったり、二重に刺さると気になるものですが、そんな時の対処法に興味をお持ちの方も多いでしょう。
パーマのカールを少し緩めたり、完全に取り除きたいとき、「自分でもできるかしら?」と思うこともあるでしょう。
さらに、なぜパーマが強くかかってしまうのか、その理由も知りたいですよね。
今回は、まつげパーマが強くかかりすぎた場合の実践的な対処法をご紹介します。
・まつげパーマが強すぎた時の3つの対処法
・まつ毛パーマをゆるくしたい・とりたい時に自宅でできる方法
・まつ毛パーマの強いカールの原因と解決策
・まつげパーマのメリット・デメリット
まつげパーマが強すぎる!上がりすぎた時の3つの対処法
まつげパーマが上がりすぎた時は、数日様子を見る・再施術する・自分で修正する、という対処法が考えられます。
まつげパーマが強すぎるとは、カールしたまつげがまぶたに触れたり、先端が過度に丸くなっている状態のこと。
この状態では、マスカラを塗るのが難しくなるだけでなく、まつげが短く見え、目元の印象も悪化する恐れがあります。
まつげパーマでお悩みなら、この記事の対処法を1度お試しください。
①まずは様子見
もし許容範囲であれば、数日間は何もせずに待ってみるのが良いでしょう。
一週間ほどでまつ毛パーマが自然に和らぐことがあります。
カールが強すぎて目立つ場合は、マスカラやアイメイクを控えることをお勧めします。
実際に、サロンによっては、パーマを最初から強めにかけて、数日後には自然に落ち着くように設定していることがあります。
②パーマの再施術
数日待ってもまつ毛の状態が改善されない場合は、パーマを再び施すという手段があります。
これには主に2つの方法があります。
- よりゆるいカールのパーマを再度かける
- ストレートパーマを施す
施術を受けたサロンでは、再施術を無料で行ってくれることもあるため、まずは相談してみるのが良いでしょう。
ただし、何度もパーマを繰り返すとまつ毛がダメージを受けるので、専用の美容液でのケアが必要です。
③自分での修正・除去
まつ毛のカールが強すぎて耐えられないが、再パーマに抵抗がある場合、自分で修正や除去を試す方法もあります。
サロンでの施術ほど効果は期待できないかもしれませんが、まつ毛に与えるダメージは抑えられます。
詳しい手順は後ほど紹介しますが、すぐに実践できる簡単な方法ばかりなので、気軽に挑戦してみてください。
まつ毛パーマをゆるくしたい・とりたい時に自宅でできる方法
まつ毛パーマを「ゆるくしたい・とりたい」と思った時に、自宅でできる方法について解説します。
まつ毛パーマは完全にセットするのに2~3時間かかるので、施術直後に行うのが最も効果的です。
パーマをゆるくしたい場合
過度にカールしたまつ毛を、ゆるく調整するための効果的な方法は、以下の3つです。
- まつ毛を水で濡らす
- 蒸しタオルを使う
- まつ毛に冷風を吹きかける
サロンの多くはパーマが固まるまで水を避けるようアドバイスしていますが、これを逆手に取って、水や蒸しタオルで濡らすことでパーマのカールを和らげることができるでしょう。
最終的に、まつ毛を下向きに整えてコームでとかし、冷風で固定します。
すぐに変化が見られない場合は、何度か試してみると良いでしょう。
パーマをとりたい場合
強いカールを完全に取り除く方法の一つは、目元専用のリムーバーを使用して丁寧にクレンジングすることです。
ただし、自宅でパーマを完全に取り除くのは難しいので、注意が必要です。
パーマ後のまつ毛は特にデリケートなため、強くこすると、まつ毛が抜けたり切れたりする原因になり得ます。
優しくクレンジングした後は、まつ毛用の美容液で丁寧にケアすることが大切です。
さらに、クレンジングの後に蒸しタオルを使用すると、より良い効果が期待できます。
まつ毛パーマの強いカールの原因と解決策
まつ毛パーマが思いの外強くカールしてしまう主な理由は、まつ毛の特徴や充分な事前カウンセリングが欠けていることに起因します。
適切なカールを得るためには、なぜパーマが強くかかるのかを正確に理解することが不可欠です。
カールが強まりやすいまつ毛の条件
パーマが強くかかりやすいまつ毛には特定の特徴があります。
- まつ毛が細い
- まつ毛がダメージを受けている
- まつ毛に十分な弾力やコシがない
- まつ毛が自然に上向きの傾向がある
細いまつ毛やダメージを受けたまつ毛では、パーマ液の浸透が容易となります。
まつ毛の質や成長の方向だけでなく、全体的な状態もカールの結果に影響を与えるため、注意が必要です。
体調の変化も影響するため、健康状態が良くない時や生理期間中の施術は避けるべきです。
不十分なカウンセリング
パーマが強くかかる別の要因は、事前のカウンセリングが不十分であることです。
施術前のカウンセリングによるメリットは以下の通りです。
- アイリストとの意見のすり合わせが可能
- まつ毛の現在の状態を把握できる
施術自体には問題がなくても、希望したスタイルと異なる結果によって「カールが強すぎる」と感じることがあります。
まつ毛パーマにはさまざまなデザインが存在し、自分の要望をアイリストに伝えることが重要です。
パーマのかかり方には個人差があるため、まつ毛の質や状態を事前に確認してもらうことも大切です。
適切なカウンセリングを提供するサロンを選びましょう。
まつ毛パーマのメリット
まつ毛パーマのメリットは、ビューラーが不要になる・メイクの時間短縮・目元が強調されることです。
私自身、最初はまつ毛パーマに関して不安がありましたが、実際に体験してみると数多くのメリットを感じました。
まつ毛パーマを5年間続けている私が、その経験から感じた魅力と注意点をご紹介します。
この情報が、あなたの選択に役立てば幸いです。
ビューラーが不要になる
まつ毛パーマの最大の利点は、日々のケアが必要なくなることです。
通常、ビューラーは化粧ポーチの中で場所を取り、他の化粧品の取り出しにも邪魔になりがちです。
私は荷物を最小限にすることを好んでいますが、まつ毛パーマを施す前は、ビューラーの持ち運びに毎日頭を悩ませていました。
しかし、まつ毛パーマを施した後は、ビューラーを持ち歩く必要がなくなり、荷物がすっきりしました。
いつでも自然な上向きのまつ毛を保てるため、荷物もスマートになります。
メイクの時間を短縮できる
まつ毛パーマをすることで、ビューラーでまつ毛をカールさせる手間が省け、メイク時間が大幅に短縮されます。
通常、ビューラーを使用すると、まつ毛が不自然に折れたり、急いでいる時にまぶたを挟むなどの失敗が起こりがちです。
しかし、まつ毛パーマを施すと、マスカラを塗るだけで済み、こうしたミスも減少します。
特に、まつ毛が豊富な方はマスカラを使わなくても目元が印象的になるため、さらに時間の節約が可能です。
忙しい朝にメイク時間を短縮できるのは、非常に便利なポイントです。
目元が強調される
まつ毛パーマを行うことで、まつ毛が根本からしっかりと上がり、目元が際立つ効果があります。
パーマを施すことで、まつ毛が自然にカールし、目が大きく見えるようになります。
実際に、もともと奥二重だった人がまつ毛パーマをした結果、目元が開いてハッキリとした二重に見えるケースもあります。
私自身も、毎日のまつ毛美容液の使用と合わせて、まつ毛パーマを施すことで、まるでマスカラを塗ったかのようなボリュームのあるまつ毛になりました。
多くの人から「どのマスカラを使っているの?」と尋ねられることが多く、実際にはまつ毛パーマのおかげだと伝えると、驚かれます。
メイク時間の短縮や目元の印象強化など、まつ毛パーマには様々なメリットがあります。
まつ毛パーマのデメリット
まつげパーマのデメリットは、メンテナンス費用がかかる・まつ毛へのダメージ・パーマがうまくかからない時もあることです。
メリットの多いまつげパーマですが、人によってはデメリットが気になる場合もあります。
メンテナンス費用がかかる
まつ毛パーマは通常、3週間から1ヶ月で効果が薄れてしまうため、定期的なメンテナンスが必要です。
料金は施術の種類によって異なりますが、一般的に5,000円から10,000円程度が相場です。
例えば、毎月5,000円のまつ毛パーマを続けると、年間で60,000円のコストがかかります。
また、施術には1時間程度の時間が必要です。
「毎月のサロン訪問が面倒だ」「年間60,000円もの費用はかけたくない」と感じる場合は、料金が安いサロンを探したり、パーマの頻度を2ヶ月に1回に調整するといった対策が有効です。
まつ毛へのダメージ
医薬部外品のパーマ液を使用するまつ毛サロンの場合、まつ毛がダメージを受けるリスクがあります。
しかし、適切な対策を取ることで心配は不要です。
まつ毛サロンで使用されるパーマ液を事前に確認し、パーマ後にまつ毛美容液を毎日塗ることで、ダメージを抑えることができます。
私がまつ毛パーマを始めてから5年経過しましたが、日々のまつ毛美容液のおかげで、まつ毛が抜けたり、傷んだりすることはありませんでした。
まつ毛パーマをしていない方にもまつ毛美容液はお勧めで、育毛剤成分が含まれている製品を選べば、まつ毛パーマをしながらのまつ毛の成長も期待できます。
適切なケアをすることで、まつ毛の健康を維持し、ダメージの心配を軽減できます。
パーマがうまくかからない時もある
まつ毛の自然な成長サイクルにより、まつ毛パーマの効果には個人差が出ることがあります。
特にまつ毛が「退行期」にある時にパーマを施すと、理想的な仕上がりになりにくいことがあります。
まつ毛は「成長期」から「退行期」、そして「休止期」へと進むサイクルを持っています。
退行期はまつ毛が老化する段階で、この時期にパーマをかけると効果が得られにくくなります。
通常、まつ毛は約100日から120日で更新されるため、同じまつ毛への繰り返しのパーマはダメージを与えやすいです。
新しいまつ毛が生えてからパーマをかけるのが理想ですが、まつ毛パーマの持続期間はおおよそ3週間から1ヶ月と短いため、その間はビューラーなどの使用が必要になることもあります。
新しいまつ毛が生えるのを待てない場合は、パーマ施術時にまつ毛美容液を利用することでダメージを抑えることが推奨されます。
まつげパーマが上がりすぎる場合の対処法:まとめ
この記事では『まつげパーマが上がりすぎる時の対処法』『ゆるくしたい時に自宅でできる方法』についてご紹介しました。
- まつげパーマが上がりすぎた時は『数日様子を見る・再施術する・自分で修正する』という方法があります。
- ゆるくしたい場合は『まつ毛を水で濡らす・蒸しタオルを使う・冷風を吹きかける』ことが効果的です。
- まつ毛パーマをとりたい場合は、目元専用のリムーバーで優しくクレンジングしてみて下さい。
まつ毛パーマが上がりすぎる場合は、サロンでの再施術に限らず、自宅での対応も効果的です。
パーマ直後のまつ毛は特に繊細なため、処置の後には美容液でのケアが勧められます。
また、不満足な結果を避けるためには、施術前のカウンセリングを重視することが肝心です。