世界中には様々な都市伝説があふれており、その中には特に人気を博しているキャラクターも存在します。
そうしたキャラクターの1つとして、よく語られるのが「SirenHead(サイレンヘッド)」です。
サイレンヘッドは本当に都市伝説なのか・それとも実在する存在なのか、気になりますよね。
この記事では、
・サイレンヘッドの本物の動画や写真はどれ?
・サイレンヘッドの本物の特徴
・サイレンヘッドの生息地の噂
・サイレンヘッドの鳴き声
・サイレンヘッドの二次制作やグッズ
など、サイレンヘッドについて掘り下げたいと思います!
サイレンヘッドの本物の動画や写真はどれ?
サイレンヘッドは、カナダのホラーアーティスト・Trevor Henderson(トレバーヘンダーソン)さんによって生み出された架空の生物で、ネットやSNSには数多くの作品が存在しますが、作者が関与している本物の動画や写真は存在しないようです。
2018年に作者がX(当時のTwitter)で画像を投稿したところ、瞬く間に注目を集め、話題になりました。
サイレンヘッドは「都市伝説」や「本当に実在した未確認生物」という噂もありますが、実際はアーティストによる創作物なので、
- 未確認生物ではない
- 都市伝説でもない
という結論になります。
サイレンヘッドは、ゲームや映像作品がたくさん作られていますが、そのほとんどがファンによる二次制作のようです。
作者のSNSで、サイレンヘッドの本物の画像をいくつか見ることができたので、その中で比較的投稿日が古いものをご紹介します。
hunting at sunset pic.twitter.com/W9A9J7udfc
— Trevor Henderson (@slimyswampghost) May 27, 2020
“I would see lots of stuff while driving a truck cross country. Your eyes play tricks. This though, It looked like something someone had built out there, like a gigantic scarecrow. It was set up by the road, almost a silhouette to me. When I drove back that way, it was gone.” pic.twitter.com/TT9BM16MKz
— Trevor Henderson (@slimyswampghost) May 10, 2020

サイレンヘッドは、ゲームやおもちゃも制作され、世界中で知られるようになりました。
架空のキャラクターですが、そのリアルな描写により「実際に存在するのではないか?」と感じさせるほどです。
サイレンヘッドの本物の特徴
作者が公開している、サイレンヘッドの本物の特徴は、以下のとおりです。
- 人間に似た生命体
- 身長は40フィート(約12mほど)で、電柱ぐらいの大きさ
- ミイラのように乾燥した皮膚
- 腕の長さは体と同じぐらい
- 頭部にはスピーカーのような物が2つ付いている(頭の形が違う物もいる)
- スピーカーからは、常に奇妙な音楽や会話が流れている
- 眠っている時は、ホワイトノイズが流れる
- 田舎の森林や雑木林でよく見かける
- 奇怪な音で獲物をおびき寄せる
- いざという時は高速で移動する
SCP_6789
通称「サイレンヘッド」
オブジェクトクラス:Keter身長:12.192メートル
・サイレンヘッドの森が存在し そこに生息するオブジェクト
・頭部がサイレンのような形になっており、体は錆びのような色をした繊維質、そして足まで伸びている長い爪 pic.twitter.com/JAoM5iguF2— 蒼井ヤマトChannel (@Aoi_YAMATO2220) June 23, 2020
サイレンヘッドの身長は、普通の電信柱と同じ、またはそれよりもわずかに大きいとされています。
その巨体を細い手足で支える姿は、バランスを保つのが難しそうに思えます。
ちょっとした衝撃でも倒れそうな印象ですが、それでも「非常に優れた捕食者」と言われています。
電信柱は日常的に目にするものですが、もしサイレンヘッドが同じ高さで現れたら、その迫力に圧倒され、言葉を失いますね。
サイレンヘッドの生息地の噂
サイレンヘッドの生息地は、アリゾナの砂漠・ジョージア州タンヤードクリークの森という噂があります。
サイレンヘッドは架空の生物ですが、ファンによって様々な生息地が噂されています。
二次制作ではありますが、サイレンヘッドの生息地の噂の一部をご紹介します!

様々な場所に出没し、周囲の建物や木々に紛れて隠れていますが、擬態技術の高さから、発見されることは非常に難しいとの事です!
①アリゾナの砂漠
サイレンヘッドが初めて目撃されたのは、アリゾナ砂漠とされています。
1966年に休暇を楽しんでいたある家族が、砂漠の墓地で写真を撮影している際に、偶然サイレンヘッドが写真に映り込んだといわれています。
この時、家族には何の危害もなく、特に異常な事象も報告されていないようです。
②ジョージア州タンヤードクリークの森
最初の目撃例から約20年後の1995年7月、ジョージア州アトランタ近郊にあるタンヤードクリークの森で、ハイキングをしていたグループがサイレンヘッドを目撃しました。
その時、不思議な音を発するサイレンヘッドによって、ほとんどのグループメンバーが連れ去られてしまい、生き残ったのはわずか1人だけでした。
この生き残った人は軽い怪我をしただけで済みましたが、連れ去られた人々の行方はいまだに分かっていません。
サイレンヘッドの鳴き声
サイレンヘッドの鳴き声は非常に独特で、機械音・笛・動物や人間の声など、様々な種類の音が融合し、奇妙な響きを作り出しています。
サイレンヘッドは実際には存在しないものの、ファンが創作した鳴き声がYouTubeで公開されています。
サイレンヘッド 鳴き声 https://t.co/e8mQJDIOIM @YouTubeより
これすげー好き— Seqno (@Sq_N_) April 15, 2023
サイレンヘッドは、自然な音と人工的な音の両方をノイズ化できる特殊能力を持っていると考えられています。
耳を澄ませると、言葉のように聞こえることもありますが、聞く人によって解釈が異なるようです。
さらに、サイレンヘッドはこの音声を用いて獲物を引き寄せたり、獲物の叫び声を消す能力があると言われています。
また、特定の音を集中させて人々を誘導することもできるので、もしサイレンヘッドに遭遇したとしても、叫び声を上げて助けを求めることは効果がないかもしれません。
サイレンヘッドの二次制作やグッズ
SNSのから火が付いて注目を浴びることになったサイレンヘッドは、様々な世代から愛されています。
ファンによる二次制作のイラストやグッズなどを、紹介したいと思います!
息子が作ったサイレンヘッドで遊ぶ pic.twitter.com/YvBLXLNuwt
— こむぎちゃん (@QpP5DFDvO6pkNq8) October 3, 2022
孫が、
「サイレンヘッド」がほしいというので、紙粘土で作った数々!ヒビが入っていたので、木工用ボンドで補修しました! pic.twitter.com/hmwH5828wc
— たけなかいさお (@Fjp1QvWL1s97080) January 4, 2024
あぁ!やっとできた!
サイレン君、どうしたら可愛くできるかな?と考え続けてやっと出来ました!難しすぎ笑
#torevorhendarson
#トレバーヘンダーソン
#Sirenhead
#サイレンヘッド
#イラスト
#イラスト好きな人とつながりたい
#イラスト練習中 pic.twitter.com/q0sErpo7yT— ダルリン (@LIG0L0K6v0huJXp) December 26, 2022
フギュアは、ノーマルタイプのサイレンヘッド以外にも、様々なタイプが作らてていました!
サイレンヘッドは、ホラー要素の強いキャラクターですが、ぬいぐるみになると可愛く見えてきますね(笑)
Tシャツやパーカーも販売されていて、サイレンヘッドのシルエットがカッコいいです!
大人から子供まで、色々な年代の人を夢中にさせるサイレンヘッドは、ファンによる二次制作も注目度が高いです!
サイレンヘッドの本物について:まとめ
この記事では『サイレンヘッド本物の動画や写真はどれ?』『生息地の噂や鳴き声』についてご紹介しました。
- サイレンヘッドは、カナダのホラーアーティスト・Trevor Henderson(トレバーヘンダーソン)さんによって生み出された架空の生物です。
- ネットやSNSには数多くの作品が存在しますが、作者が関与している本物の動画や写真は存在しません。
- サイレンヘッドの生息地は、アリゾナの砂漠・ジョージア州タンヤードクリークの森という噂がありますが、ファンによる二次制作と考えられます。
- サイレンヘッドの鳴き声は非常に独特で、機械音・笛・動物や人間の声など、様々な種類の音が融合し、奇妙な響きを作り出しています。
サイレンヘッドは、作者であるトレバーヘンダーソンさん本人が作った本物の作品を探すのは大変で、数が少ないからこそ「都市伝説」の噂を作り出しているのかもしれません。
ホラー要素が強いけど、どこか可愛いサイレンヘッドに、今後も注目したいと思います!