速達の郵便物は、郵便局の窓口に行かなくてもポストから出せる事をご存知でしょうか?
しかしその場合、速達の目印として封筒に赤い線を書く必要があります。
速達の赤い線は、マジックなどで分かりやすく書くのが理想的ですが、ボールペンしか手元にない場合もあるでしょう。
この記事では、
・速達の赤線:ボールペンでの書き方や注意点
・速達のポストの投函口
・速達料金について
・速達の赤線や金額が不安な場合
について紹介したいと思います。
ポスト投函で速達を出すことになった場合、参考になれば幸いです。
速達の赤線:ボールペンでの書き方や注意点
速達の赤線をボールペンで書く時は、長さ40mm以上×幅3mm以上を目安にして、郵便局員が分かりやすいように書いて下さい。
日本郵便の公式サイトでは、具体的な長さや幅について記載はありませんが、赤いボールペンで細い線を引くだけでは「速達」という事が伝わらい可能性があります。
速達を示す赤線をボールペンで作成した結果、ムラが気になりいつまでも塗り作業を止められない模様 pic.twitter.com/DkDFIOJyIW
— シケタル (@notake4728) March 29, 2017
速達の赤い線を書く場所は、
- 縦長の封筒や郵便物:右上の上部
- 横長の封筒や郵便物:右側の側面
という決まりがあるので、間違えないように注意しましょう。
速達なんてほとんど出したこと無いから検索しちゃったよ。詳しくは言えないがバカ息子め!
赤線がボールペンじゃ細すぎると思って長方形描いたった
速達 | 日本郵便株式会社https://t.co/MAdvqBSkxF pic.twitter.com/Pd5kJCKIeA
— 引佐龍成 (@inasa_r) November 14, 2022
「速達」とは書かなくていい?
速達の郵便物をポスト投函する時に重要なのは「切手と赤い線」なので、速達という文字は書いても書かなくてもどちらでも結構です。
封筒に「速達」という文字を書かなくても、
- 郵便料金+速達料金の切手が貼ってある
- 封筒の右上または右側面に赤い線が書いてある
という2つの条件を満たせば、ポスト投函でも「速達」として配達してもらう事ができます。
しかし、少しでも心配な場合は、封筒の表面に「速達」と記載しておいてもいいでしょう。
封筒の裏面の書き方は?
速達の郵便物を送る場合の、封筒の裏面の書き方は、通常と同じで大丈夫です。
差出人の「郵便番号・住所・氏名」を左側に記入しておきましょう。
封筒の裏面にまで「速達」と記載する必要はありません。
速達のポストの投函口
速達のポストの投函口は、基本的には右側にある事が多いです。
郵便ポストの投函口が1つの場合もありますが、2つに別れている場合は投函口に記載されている郵便物の種類を確認するようにして下さい。
複数投函口ポスト
ちょっと違っていたので修正
通常と速達の区分ではなく
定型と定形外でしたわ
(速達も定形外の方へ入れるので間違いというわけではありませんけど) pic.twitter.com/gI9fkqh7JC— 藤宮ちとせ (@ChitoseFujimiya) December 30, 2022
ちなみに郵便局の窓口で手続きする場合は、「速達でお願いします」と伝えれば、速達として処理をしてもらえます。
そのため、窓口に持っていく場合は赤い線を書く必要はありません。
速達料金について
速達郵便を利用する際は、基本の郵便料金に加えて速達料金が加算されます。
25g以内の手紙の場合、通常の郵便料金は84円ですが、ここに速達料金を加算した金額の切手を貼りましょう。
速達料金の参考
- 250gまで:+260円
- 1kgまで:+350円
- 4kgまで:+600円
※2024年2月現在の金額です。変更される可能性もあるため、詳細は郵便局の公式サイトをご確認下さい。
この料金設定に基づくと、25g以内の手紙を速達で送るための金額は、
- 基本の郵便料金:84円
- 速達料金:260円
上記の合計:344円分の切手を貼る必要があります。
速達の赤線や金額が不安な場合
速達の赤線の書き方や金額が不安な場合は、郵便局の窓口に直接持ち込むのが一番確実です。
窓口の係の人に「速達で送りたい」と伝えれば、あとは必要な手続きをすべて行ってくれます。
前述したとおり、郵便局の窓口に持ち込む場合は、速達の赤線を書いたり、封筒に「速達」と記載する必要はありません。
ただし、郵便局が休業している日曜日などは、窓口も閉まっているので注意が必要です。
郵便局の窓口が開いていないタイミングで、どうしても速達で郵便物を出したい場合は、ポスト投函する必要があります。
ポスト投函する時に一番気を付けたいのが、速達料金が不足していないかどうかです。
料金が足りなければ、郵便物が差出人に返送される可能性があります。
また、差出人の住所などを書き忘れた場合は、受取人が追加料金を支払うことになるかもしれません。
郵便局の公式サイトでは、料金の自動計算もできるので、必要に応じてご覧ください!
速達の赤線をボールペンで書く時の注意点:まとめ
この記事では『速達の赤線をボールペンで書く時の注意点!長さや幅の目安と書き方』について紹介しました。
- 速達の赤線をボールペンで書く時の目安は「長さ40mm以上×幅3mm以上」です。
- 赤いボールペンで細い線を引くだけでは「速達」という事が伝わらい可能性があります。
- 速達の赤い線を書く場所は「縦長の封筒:右上の上部/横長の封筒:右側の側面」です。
- 郵便物を速達で出す時は、基本の郵便料金+速達料金分の切手が必要です。
- 速達をポスト投函するときは、投函口を間違えないようにしましょう。
- 速達の赤線の書き方や料金が不安な場合は、郵便局の窓口に直接持参しましょう。
急いでいると、郵便料金やポストの投函口を間違えることもあります。
至急であっても、落ち着いて対応することが大切なので、まずは深呼吸して準備を進めましょう!