トレーシングペーパーが手元にない時の代用品をご紹介します。
絵を写す時に便利なトレーシングペーパーですが、刺繍シートとして代用できる商品をピックアップしました。
「刺繍をしたいのにトレーシングペーパーやチャコペーパーがない！」という方に、家にあるもので代用できるアイテムをご紹介します。
トレーシングペーパーや刺繍シートの代用11選
トレーシングペーパーや刺繍シートの代用は、クッキングシート、ワックスペーパー、習字の半紙、あぶらとり紙、薄葉紙（うすようし）、半透明の折り紙、コピー用紙を窓に当てて写す、スマホ画面を使ってトレースする、OPP袋（透明フィルム）を使う、プリンターで印刷する、直接布にフリーハンドで写すなどの方法があります。
家にあるもので、気軽に代用できる商品や、代用方法をまとめてご紹介します！
①クッキングシート
トレーシングペーパーの代用には、クッキングシートが使えます。
実は、トレーシングペーパーとクッキングシートは、ほぼ同じ素材から作られているので、絵や図案を描く際にも役立ちます。
しかし、最近のクッキングシートは、両面シリコン加工されている物が多く、鉛筆やボールペンでは写せない場合も多いです。
油性ペンで写すか、鉛筆やボールペンを使いたい場合は、片面だけシリコン加工されているタイプを選ぶようにしましょう。
クッキングシートはロール状で販売されているため、使用するサイズに合わせてカットできるのは非常に便利です。
注意点としては、ロール状のクッキングシートは巻き癖が強く、使用する時に平らにするための工夫が必要です。
マスキングテープで端を固定したり、逆に巻くなどして使いやすい状態に整えて使用しましょう。
②ワックスペーパー
トレーシングペーパーの代用に、ラッピングの材料としてよく使用される、ワックスペーパーを使う事も可能です。
100円ショップで気軽に購入できるワックスペーパーは、1セットでかなりの量が入っているので、コストパフォーマンスも優れています。
ワックスペーパーは、大きめのサイズで売られていることが多いため、大きな図面を写す場合に便利です。
しかし、ワックスペーパーは表面にワックス（シリコン加工）が施されているため、鉛筆やボールペンでは写せない場合があります。
クッキングシートと同じく、油性ペンは使用できます。
③習字の半紙
トレーシングペーパーの代用には、習字の半紙も使えます。
習字の半紙は、トレーシングペーパーのような透明感は少ないものの、下に敷いたデザインを透かし見ることができます。
使い方は、トレーシングペーパーと全く同じで、転写したいデザインを下に配置し、その上に半紙を敷いて、そっとなぞるだけです。
転写がしやすくなるように、半紙の下に敷くデザインは、はっきりとした色使いのものがおすすめです。
そういえば刺繍する時、図案複写するのにトレーシングペーパーとか見つからなかったから半紙で代用したんだけどね、なかなか良きだったよ！
半紙いっぱい入ってるのに安いし丈夫！
結構力込めてボールペンでなぞったけど穴もあかなかったと思う🤔— 小鬼嫁®3y (@kooniyome1266) July 17, 2021
しかし、習字の半紙は強く押しすぎたりすると、破れてしまうことがあります。
破れないように、なるべく優しく扱うようにしましょう。
④あぶらとり紙
小さいデザインを写す場合は、トレーシングペーパーの代用であぶらとり紙を使うことができます。
使用するときは、無着色の白や薄茶のシンプルな商品を選ぶほうがいいでしょう。
金箔が入ったり、和紙のような素材でできた商品も見かけますが、鉛筆などが引っ掛かりやすく、紙が破れやすかったりします。
多くの女性が携帯していることが多く、手軽に使えるアイテムと言えるでしょう。
⑤薄葉紙（うすようし）
服、靴、バッグを買った時に、商品を保護するために入れられている薄い紙（薄葉紙）も、トレーシングペーパーの代用として使用できます。
薄葉紙（うすようし）は、使い道がないため捨てられることが多いですが、白くて半透明な特性を活かして絵を写すことができます。
商品によっては大きめの紙が使われていることもあり、色々な用途に合わせやすいのが便利です。
おはようございます！
刺しゅう楽しい！
鳩サブレ大好き！
私を鎌倉へ連れてって！布はIKEAのキッチンクロス
紙はトレーシングペーパーじゃなくて買った服に挟まってたりする薄葉紙#刺しゅう#鳩サブレ#手芸部 pic.twitter.com/CKXEy4N4xa— 霜月＊(お菓子大好き) (@buruburupenguin) August 8, 2019
しかし、バッグの中に入っている薄葉紙は固く丸められているので、使うときに広げる必要があります。
広げた時に書きにくかったり、簡単に破れやすいことがあるので、注意が必要です。
⑥半透明の折り紙
トレーシングペーパーの代用として、透け感のある半透明の折り紙も使用できます。
トレーシングペーパーが売っていない100円ショップでは、折り紙コーナーも探して見るといいかもしれません。
家に折り紙がある場合は、使えそうな紙が入っていないかチェックしてみましょう。
⑦コピー用紙を窓に当てて写す
トレーシングペーパーの代用品が見つからない場合は、コピー用紙を窓に当てて図案を写す方法もあります。
少し工夫が必要ですが、窓越しに光を当てれば、クリアなデザインなら意外と簡単に写せますよ。
⑧スマホ画面を使ってトレースする
トレーシングペーパーの代用で、スマホの画面と紙を使って、トレースする事もできます。
スマホで図案の写真を撮って、スマホの画面をできるだけ明るくすることで、上に紙を乗せると絵が透けて見えます。
スマホ画面をライトテーブル代わりにしてトレースしてみた。
シートの色とか、サイズ感
どうしようかな😃🎶
#NoBuskNoLife ロゴ pic.twitter.com/m0gUKeU8T2— 涼 (@sinoko1969) August 2, 2021
作業中にスマホが動かないように、マスキングテープなどで固定するのがポイントです。
画面のサイズに合った小さな図案におすすめですが、スマホの画面を傷つけないように気をつけましょう。
⑨OPP袋（透明フィルム）を使う
ダイレクトメールなどに使用される、透明なOPP袋（OPPシート）も、トレーシングペーパーの代用に使用できます。
袋状になっている場合は、切り開いて使いましょう。
図案の上にOPP袋を置いて、油性マーカーでデザインを写します。
細かいラインが描きにくいのですが、他の代用品が見つからなかった時の最終手段として、覚えておくと便利です。
⑩プリンターで印刷する
トレーシングペーパーの代用品が見つからない場合は、図案をプリンターで印刷すれば、写す必要がなくなります。
家のプリンターはもちろん、近くのコンビニで印刷する方法もあります。
⑪直接布にフリーハンドで写す
トレーシングペーパーの代用品で、納得できるものが無かった場合は、生地にフリーハンドで書き写す方法もあります！
チャコペンがあれば理想的ですが、鉛筆やボールペンでも代用できます。
※チャコペンの代用品については、こちらの記事で詳しく紹介しています。
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絵が苦手な人でも書ける簡単な図案もありますし、練習すれば絵が自然と上達するかもしれません。
トレーシングペーパーの特徴とポイント
トレーシングペーパーは、透け感のある薄い紙で、よく刺繍のパターンを写すことに使われます。
手芸店や文房具店、100円ショップで購入することができ、食品や薬の梱包材としても使用されています。
トレーシングペーパーには、
- 半透明で光をよく通す
- 表面はなめらかで触り心地が良い
- 鉛筆やペン、マーカーといった色々な筆記具に対応している
- 耐久性が高く、簡単には破れない
- 食品に使っても安全
という特徴があります。
つまり、これらの条件に近い物があれば、トレーシングペーパーの代用品として使える可能性が高いです。
トレーシングペーパーや刺繍シートの代用として使える物を紹介しましたが、これ以外に使えそうな物がないか、探してみるのもいいかもしれません！
トレーシングペーパーや刺繍シートの代用品：まとめ
この記事では『トレーシングペーパーの代用品11選！刺繍シートの代用で使える物』について紹介しました。
- トレーシングペーパーや刺繍シートの代用は『クッキングシート、ワックスペーパー、習字の半紙、あぶらとり紙、薄葉紙（うすようし）、半透明の折り紙、コピー用紙を窓に当てて写す、スマホ画面を使ってトレースする、OPP袋（透明フィルム）を使う、プリンターで印刷する、直接布にフリーハンドで写す』などの方法があります。
- トレーシングペーパーは、透け感のある薄い紙で、手芸店や文房具店、100円ショップで購入することができます。
トレーシングペーパーがなくても、少しの工夫で様々なアイテムで代用することができます。
クッキングシートやOPP袋など、家にあるものを使って刺繍のデザインを楽しむことができるので、色々試してみて下さいね♪
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