夏の夜に自宅の前や川辺で楽しむ手持ち花火は、とても素敵な思い出になりますよね♪
でも、花火を片付けるために重たいバケツを持ち運ぶのは、少し面倒だったりします。
この記事では、花火をやる時の豆知識として
・花火バケツの代用品
・花火を砂で消すのは危険と言われる理由
・花火をする時に必要なもの(基本編)
・花火をする時にあれば便利なもの(応用編)
・花火の後始末と注意点
・未使用花火の使用期限や保管方法・捨て方について
について、ご紹介します。
夏を彩る花火を、思う存分楽しみましょう!
花火バケツの代用品
花火バケツの代用品には、牛乳パック・ペットボトル・花火固めてポイなどがあります。
バケツが大きすぎて持ち運びに不便な場合は、これらの代用品を使うと便利ですよ♪
①牛乳パック
花火バケツの代用には、普段から家にある「牛乳パック」が利用できます。
牛乳だけではなく、ジュースやコーヒー・豆乳が入っていたパックも活用できます。
家で飲んだあと、ついつい空のパックを家にためてしまうことはありませんか?
これを花火バケツの代用として使う場合、使用済みのパックを軽く水洗いし、上部を完全に開けてから、水を半分程度入れて使用します。
花火を使い終わったら、パックの中に入れて火を消し、遊び終わったあとに中の水だけを捨てることができます。
最後にパックの口をテープで密封し、通常のゴミとして処分するだけで大丈夫です!
この方法なら、重たいバケツを使うよりも、片付け作業がずっと簡単になりますよ♪
②ペットボトル
家に牛乳パックがない場合「ペットボトル」でも似たような対策が可能です。
ペットボトルは口が狭いため、使いやすくするにはカッターで口部分を切り取って、安全のために切り口にビニールテープを巻いて保護します。
その後、水を約半分入れ、使用した花火を投入します。
花火を処分する際は、完全に冷めてからビニール袋等に入れ、ペットボトルは地域のルールに従って廃棄してください。
③花火固めてポイ
Amazonで人気の「花火固めてポイ」は、水500mlと凝固剤を加えるとジェル状に固まる使い捨てのバケツです。
使用済みの花火を簡単に処理することができて、口コミも多い商品ですよ♪
水を捨てる手間が省けるため、キャンプや外出時の花火に非常に便利です。
「花火固めてポイ」と手持ち花火のセットも売っているので、一緒に買っておくと便利です!
花火を砂で消すのは危険と言われる理由
花火を砂で消す方法が危険と言われる理由は、環境汚染と公共のマナー違反・消火不完全による再燃のリスクがあるからです。
花火バケツの代用品や水を使わず、砂で火を消す方法は、危険なので絶対にやらないで下さい。
砂を使って火を消すのは確かに簡単で、バケツを持ち運ぶ手間がなくなるので便利だと思うかもしれませんが、マナー違反なので絶対にやめましょう。
花火を砂で消すと、花火の残骸が砂に残ってしまいます。
花火から出る色素や金属成分が砂にうつってしまい、それが環境汚染につながる可能性があります。
また、砂は花火を全体的に湿らすことができないので、火が完全に消えないこともあります。
そのため、花火の消火には水を用いるなど、安全で環境に配慮した方法を選ぶようにして下さい。
花火をする時に必要なもの(基本編)
花火をする時に最低限必要なものは、花火・チャッカマン(またはターボライター)・ろうそく・バケツ・水です。
家の前で花火をするなら、これぐらいの最小限の持ち物で大丈夫でしょう!
ただ1つ気をつけておきたいのが、事前に花火を袋から出してバラしておくことです。
また、普通のライターをターボライターに変えられる「ポケトーチ」があれば、とても便利ですよ♪
こちらは口コミが1,700件以上ある人気商品で、キャンプなどのアウトドアでも大活躍します!
使い捨てライターをセットするだけで、風に強いターボライターに早変わりし、安全に火を点けることができます。
花火をする時にあれば便利なもの(応用編)
外出先で花火をする場合に、あれば便利なものをまとめました♪
- 消えにくいロウソク
- 虫よけスプレー(蚊取り線香)
- 懐中電灯
- 折り畳み式の椅子(レジャーシート)
- うちわや扇子
- 冷たい飲み物
消えにくいロウソク
花火でろうそくを使う時、特に問題となるのが風です。
風のある夜は気持ちが良いものの、花火をする時は火が消えやすいのが難点です。
風よけ付きのロウソクがあれば、風が吹いても花火の楽しみにブレーキをかけることなく安心して遊べます。
また、こちらの商品は虫除け機能もあるので、一石二鳥ですよ♪
虫よけスプレー(蚊取り線香)
夏は虫の多い季節。
花火をしている最中に虫刺されに悩まされるのは避けたいものです。
虫よけスプレーや蚊取り線香を用意しておくと、虫の心配なく花火を楽しむことができます。
蚊取り線香は簡単に虫除けができて便利ですが、小さい子供がいる場合は火傷に注意して下さい。
懐中電灯
花火は通常、日が暮れてから行いますが、夜になると使用していない花火を見つけにくくなることがあります。
さらに、使用後の花火を見落としてしまうこともあるかもしれません。
そんな時に役立つのが懐中電灯です。
使用後の片付けでも周囲を照らし、見落としを防ぐことができます。
携帯電話のライト機能も便利ですが、使いやすい懐中電灯があれば、さらに便利に活用できます。
折り畳み式の椅子(レジャーシート)
自宅の場合は座る場所が確保できますが、公園や海辺などの広い場所で花火を楽しむ場合、折りたたみ椅子があると便利です。
子連れの場合は、軽量で持ち運びやすいコンパクトな折りたたみ椅子やレジャーシートが推奨されます。
うちわや扇子
風がないと、夜であっても気温は高く感じられます。
そんなとき、うちわや扇子があれば手軽に涼を得られ、熱中症予防にもつながります。
これらの暑さ対策アイテムを準備しておくと、花火をより快適に楽しめます。
冷たい飲み物
夏の暑さの中での花火は熱中症のリスクを高めます。
長時間の外出時は特に、適切な水分補給が必要です。
家なら簡単に水分補給できますが、外出先では事前に飲料水を準備しておく必要があります。
花火を最後まで安全に楽しむために、飲み物の準備を忘れずに。
これらのアイテムを用意して、花火の夜を存分に楽しみましょう♪
花火の後始末と注意点
使用済みの花火は、まず完全に消火するために水に浸すことが重要です。
火薬部分が完全に濡れていないと、再発火する恐れがあるため注意が必要です。
火薬が水に十分浸透するようにして、数日から1週間ほどそのままにしておくことをお勧めします。
花火の種類によって、水への浸透に必要な時間が異なります。
- 通常の手持ち花火:数日
- 大きなロケット花火や打ち上げ花火:1週間程度
の浸水が理想的です。
水に浸した後の廃棄方法は、お住まいの地域の規則に従ってください。
通常は可燃ごみとして処理されますが、地域によっては不燃ごみになる場合もあるため、事前に確認が必要です。
花火を浸水させた水は、水が着色していることがあるため、衣服に付かないように注意しましょう!
未使用花火の使用期限や保管方法・捨て方について
花火には使用期限が特に設定されていないため、適切に保管されていれば製造から10年程度は使用が可能と言われています。
湿気や日光を避け、基本的な事を守って保管することで、2~3年は問題なく使うことができます。
余った花火の保管方法や、もう使えないと判断した時の廃棄方法をご紹介します!
未使用花火の保管方法
花火を安全に保管し、長期間使えるようにするためには、適切な方法での保管が欠かせません。
最も避けたいのは、湿気で火薬が濡れてしまい、使えなくなることです。
そこで、保管の際には湿気を避けることが最優先されます。
安全に保管するためのポイント
- 火気のそばや、直射日光が当たる場所は避ける
- 温度が安定しており、湿度が低い場所で保管する
- 花火に傷が付いたり、形が崩れないように保管する
- 開封後の花火は湿気を吸収しやすいので、新聞紙で包んで紙袋に入れる
未使用花火の捨て方
未使用花火の捨て方は、使用済み花火と同じように、水に浸して火薬部分を湿らせた後、一定期間放置してから廃棄します。
ただし、自治体によっては未使用の花火を危険物と見なし、特別な処分方法が指定されていることがあります。
花火バケツの代用品や砂で消す方法について:まとめ
この記事では『花火バケツの代用は牛乳パックやペットボトルでOK!』『花火を砂で消すのが危険な理由』についてご紹介しました。
- 花火バケツの代用品には『牛乳パック・ペットボトル・花火固めてポイ』などがあります。
- 花火を砂で消す方法が危険と言われる理由は『環境汚染と公共のマナー違反・消火不完全による再燃のリスク』があるからです。
- 花火をする時に最低限必要なものは『花火・チャッカマン(またはターボライター)・ろうそく・バケツ・水』です。
- 外出先で花火をする時に、あれば便利なものは『消えにくいロウソク・虫よけスプレー(蚊取り線香)・懐中電灯・折り畳み式の椅子(レジャーシート)・うちわや扇子・冷たい飲み物』です。
花火の計画がある時は、事前準備をしておくとスムーズに楽しむことができます。
特に外出先で花火をする場合は、うっかり忘れに気を付けて下さいね!
仲間や家族と花火を楽しんで、素敵な夏の思い出を作りましょう♪