白いモフモフの体が可愛くて、「雪の妖精」とも言われるシマエナガに会いたい人は多いのではないでしょうか。
シマエナガが見られる場所や生息地、札幌市内で会える場所や時間帯が気になります。
この記事では、
・シマエナガ見れる場所11選!札幌市や千歳市など
・シマエナガの生息地はどこ?
・シマエナガを探す方法
・シマエナガが見られる時間帯は?
について紹介したいと思います!
シマエナガについて色々知りたいと思っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
シマエナガ見れる場所11選!札幌市や千歳市など
シマエナガ見れる場所は、
- 札幌市:大通公園・円山公園・旭山記念公園・滝野すずらん丘陵公園・中島公園・モエレ沼公園・豊平川緑地
- 千歳市:青葉公園
- 根室市:春国岱原生野鳥公園
- 釧路市:春採公園
- 斜里郡斜里町:知床国立公園
などがあり、シマエナガの目撃情報も寄せられています。
①大通公園(札幌)
札幌市の中心部に位置する大通公園は、冬の風物詩である札幌雪まつりの開催地としても知られており、都心にありながらシマエナガを含む多くの野鳥が観察されることがあります。
公園内の情報センターでは、シマエナガ関連の商品も多数取り揃えており、散歩の合間に訪れるのがお勧めです。
②円山公園(札幌)
札幌にある「円山公園」は、北海道神宮に隣接していて、桜の名所としても有名です。
自然豊かな円山公園には、シマエナガや他の鳥達もたくさん生息しています。
地下鉄を利用して簡単にアクセスできるこの場所は、特に冬にシマエナガを目にする機会が増えるため、神宮訪問の際にはシマエナガ探しに挑戦するのもお勧めです。
③旭山記念公園(札幌)
札幌の「旭山記念公園」は、冬になるとシマエナガの姿をよく目にすることができる人気のスポットです。
円山公園からバスで約15分の距離にあり、訪れやすい立地にあるため、シマエナガを探すには最適な場所です。
公園内の「森の家」では、シマエナガに関する情報を聞くことができ、旭山記念公園の公式サイトでは、シマエナガの目撃情報が更新されています。
④滝野すずらん丘陵公園(札幌)
唯一の国営公園である「滝野すずらん丘陵公園」は、北海道の豊かな自然の中で様々な生物を観察することができる場所です。
ここでは、シマエナガの目撃情報も頻繁に寄せられています。
冬季は開園時間が9時から16時までとなり、入園料は無料です。
新雪の上を歩いて散策する体験に参加することができ、運が良ければ散策中にシマエナガを発見できるかもしれません!
⑤中島公園(札幌)
札幌の賑やかな地区、すすきのの南方に構える「中島公園」は、歴史ある建築物「豊平館」や、見事な日本庭園があり、訪れる人々を魅了します。
公園の中心部「菖蒲池」では、夏期に楽しめるボート乗り場があり、鴨やアヒル、さらには鯉の姿も楽しめる穏やかな場所です。
この公園では、シマエナガをはじめとする様々な種類の野鳥が観察できます。
⑥モエレ沼公園(札幌)
2005年に開園した「モエレ沼公園」は、札幌市内に様々なアートが楽しめるエリアで、シマエナガ含む豊富な野鳥目撃の報告がある人気のスポットです。
ここでは、シマエナガ探しの後に公園内の様々な施設でのんびりとした時間を過ごすことも可能です。
都心からアクセスが良好なのも魅力の一つで、観光にもおすすめの場所です。
⑦豊平川緑地(札幌)
豊平川に面した緑豊かな豊平川緑地は、シマエナガを含むさまざまな野鳥の観察地として人気があります。
この地域では、定期的に「都会の野鳥観察会」というテーマのもと、バードウォッチングイベントが開催されています。
専門のガイドが同行するこれらのイベントは、シマエナガの観察ポイントや観察のコツを学ぶ絶好の機会です!
⑧青葉公園(千歳市)
千歳市に位置する「青葉公園」は、千歳川の近くに広がる広大な公園で、豊富な樹木が生い茂っています。
この公園はシマエナガが観察しやすい場所として知られており、北海道でのシマエナガ観察には最適な場所です。
JR千歳駅から徒歩15分ほどで到着でき、バスを使ってもJR千歳駅から青葉公園前まで簡単にアクセスすることができます。
⑨国岱原生野鳥公園(根室市)
根室市にある「春国岱(しゅんくにたい)原生野鳥公園」は、風蓮湖周辺の自然が豊かなエリアで、約310種類の野鳥が確認されている野鳥の聖地です。
ラムサール条約に登録されたこの地域は、多種多様な野鳥を観察できることで知られています。
シマエナガを探す際は、特に広葉樹が豊富なエリアがおすすめです。
JR根室駅からはバスで約15分とアクセスも良好です。
⑩春採公園(釧路市内)
春採湖周辺の自然が広がる「春採公園」は、「春採湖ヒブナ生息地」として特別天然記念物に指定されており、シマエナガを題材にした絵本「春採湖しまえなが物語」の実在の舞台です。
ここでは、シマエナガを含む色々な野鳥が観察でき、特に木の多いエリアがおすすめの観察スポットです。
釧路駅から車でわずか10分の場所にありますが、春採湖ネイチャーセンターは冬季は休業しているので、訪れる際は営業期間を確認してください。
⑪知床国立公園(斜里郡斜里町)
世界遺産として認められている知床半島は、シマエナガの観察地として一年を通して魅力的です。
訪問予定の方は、この地でシマエナガを見つけるのを逃さないでください!
女満別空港から知床エアポートライナーを利用するか、車で約2時間15分ほどの場所にあります。
シマエナガの生息地はどこ?
シマエナガの生息地は北海道で、日本では動物園などでも飼育されておらず、シマエナガを見れる唯一の方法は「北海道に行く」ことです。
シマエナガに会うためには、野生のシマエナガを探すしか方法がありません。
基本的にシマエナガは木の上で生活しており、北海道の樹木が豊かな公園では、多くの場所で目撃することが可能です。
あらためて自己紹介するよ
名前:シマエナガ(島柄長)
名前の由来:ひしゃくの柄のように長い尾から
生息地:北海道
全長:約14センチ(半分は尾が占める)
体重:約7グラム(500円玉ぐらい)
鳴き声:ジュリリ、チーチー、チルルル
顔文字:(・▲・)
絵文字:💬 pic.twitter.com/qBoMh23SfI— ぼく、シマエナガ。 (@daily_simaenaga) May 10, 2019
しかし、シマエナガを見るチャンスは場所によって異なります。
出会いの確率を高めたいなら、山地やその周辺にある広い公園で探すことをお勧めします。
木々が豊かな環境がキーポイントです!
シマエナガを探す方法
シマエナガの探し方でおすすめなのは、冬の北海道に行く・鳴き声に気をつける・カラ類と一緒にいるところを探すです。
冬のスキーや札幌雪まつりのシーズンに、観光を兼ねて探しに行くのもいいかもしれませんね♪
冬の北海道に行く
木の上で生活しているシマエナガは、葉が落ちる冬期(特に12月から3月にかけて)は観察しやすくなります。
一年を通して北海道で生活するシマエナガですが、夏は樹木が葉っぱに覆われてしまいがちなので、見つけにくいです。
また、冬はシマエナガが寒さに対応して体を丸く膨らませ、その愛らしい姿がより一層際立ちます。
冬季に特有の丸みを帯びたシマエナガを見たい場合は、この時期の訪問を検討してみてください。
ただし、冬の寒さ対策はしっかりと行いましょう。
鳴き声に気をつける
シマエナガを探す場合、その小さな体を直接見つけ出すよりも、「ジュリリ、ジュリリ」という特有の鳴き声に耳を傾ける方が効率的です。
シマエナガの声には特徴があり、その音を聞き分けることで発見しやすくなります。
探しに行く前に、インターネットでその鳴き声に耳を慣らしておくと良いでしょう。
カラ類と一緒にいるところを探す
繁殖期を除き、シマエナガは「カラ類」という種類の鳥たちと一緒に群れをなして行動することが多いです。
カラ類はその声が大きく、数も多いため、探しやすい特徴があります。
カラ類の群れを見つけたら、その中にシマエナガが含まれていないか、注意深く観察してみてください。
いつものカラ類 #birds pic.twitter.com/IqTqGgQcaz
— シェル () (@WitShell) February 7, 2024
シマエナガが見られる時間帯は?
シマエナガが見られる、目撃情報が多い時間帯は、朝の日の出~正午前・日没の少し前の夕方頃です。
これらの時間帯は、シマエナガが餌を求めて活発に活動するタイミングのため、観察のチャンスが高まります。
また、野鳥を観察する際には、双眼鏡が非常に便利です。
選ぶ時のポイントは、以下のような特徴を持つものを選ぶことです。
- 持ち運びが簡単な軽量設計
- 長時間持っていても疲れにくいもの
- 高倍率で詳細な観察ができるもの
こちらの商品は価格もリーズナブルでアマゾンの口コミ数2,000件以上の人気商品です↓
長時間野鳥を探すのに、重い双眼鏡を持ち歩くのは。腕が結構疲れるんですよね…。
旅行で北海道を訪れるなら、なおさら荷物は少なくしたいものです。
家族で双眼鏡の取り合いにならないように、気を付けてくださいね!
シマエナガを見られる場所や時間帯:まとめ
この記事では『シマエナガを見れる場所や生息地はどこ?』『札幌で会える場所や時間帯』についてご紹介しました。
- シマエナガ見れる場所は『札幌市の大通公園・円山公園・旭山記念公園・滝野すずらん丘陵公園・中島公園・モエレ沼公園・豊平川緑地、千歳市の青葉公園、根室市の春国岱原生野鳥公園、釧路市の春採公園、斜里郡斜里町の知床国立公園』などです。
- シマエナガの生息地は北海道で、日本では動物園などでも飼育されていません。
- シマエナガの探し方は『冬の北海道に行く・鳴き声に気をつける・カラ類と一緒にいるところを探す』です。
- シマエナガの目撃情報が多い時間帯は、朝の日の出~正午前・日没の少し前の夕方頃です。
シマエナガは、北海道に行って野生の姿を見つける以外、会う方法がありません。
北海道へ良好に行く際は、シマエナガ探しもプランに組み込んでみてはいかがでしょうか?