すき焼きを牛脂なしで作る時の代用5選！入れる理由や保存期限について紹介

すき焼きのレシピを見ていると、『牛脂』が登場することがありますが、牛脂なしで作っても味は変わらないのでしょうか。

牛脂がない時に代用できる物があるのかも気になります。

この記事では、すき焼きを牛脂なしで作る場合の代用品や、すき焼きにおける牛脂の役割についてご紹介したいと思います！

すき焼きを牛脂なしで作る場合の代用品5選

すき焼きを牛脂なしで作る場合の代用品は『ラード・サラダ油・オリーブオイル・バター・マーガリン』です。

特に脂の乗った霜降り牛肉などは、そのまま調理しても十分美味しいです。

代用品について、更に詳しくご紹介します！

ラード

ラードは豚の背脂を精製して作られた動物性の脂肪で、白く固形状の特徴を持ちます。

一般的にスーパーマーケットの精肉コーナーや、市販のチューブ状商品としても購入できます。

牛脂とは異なる豚脂のラードですが、動物性脂肪として牛脂の代わりに使うことが可能です。

ラードは脂の旨味を活かして料理に深みを与えることができますが、ラード独自の豚脂の香りがあるため、好みによってはその香りが苦手に感じる可能性もあります。

サラダ油

独特の風味が少なく、さまざまな料理に適したサラダ油は、牛脂の代用としておすすめです。

牛脂特有の風味や旨みはありませんが、その使いやすさと汎用性から、多くの料理に適しています。

オリーブオイル

オリーブオイルは植物性の油であり、牛脂の代替として利用できます。

オリーブオイルの爽やかな風味が料理に加わり、特に味の濃いすき焼きの肉をあっさりとした味わいで楽しむことができます。

ステーキには特に適していますが、すき焼きにも意外とマッチすることがあります。

バター

バターは濃厚な旨味を持ち、すき焼きに独特な風味を加えることができます。

ただし、バターの特有の味わいがすべての人に受け入れられるわけではないので、好みに合わない場合は他の油脂を使うことをお勧めします。

マーガリン

マーガリンはバターと同様にすき焼きに旨味と風味を加えることができますが、マーガリン固有の味が強くなることがあります。

すき焼きなど、素材の味を生かしたい料理では、マーガリンの使用は控えた方が良いでしょう。

すき焼きの作り方の順番や、関東風・関西風の違いについては、こちらで詳しく紹介しています↓

すき焼きで牛脂を使う理由

すき焼きに牛脂を加えると、料理に濃厚な味わいと滑らかな口当たりをもたらします。

牛脂を使うことで、肉の風味が深まり、煮汁も濃厚で美味しくなります。

ただし、脂の風味が苦手な人や健康を気にする人は、牛脂を使用せずに調理しても問題ありません。

また、脂肪分が適度に含まれている高級な霜降り牛肉を使う場合は、牛脂を加える必要がないこともあります。

牛脂とは？健康への影響について

そもそも牛脂とは、牛の脂肪部分を指します。すき焼きに入れると風味が増して美味しく感じられますが、牛脂を控えた方がいい人もいます。

牛脂について

通常、牛肉を解体する過程で出る脂肪を溶かして不純物を取り除き、固めて作られます。

しかし近年では、精製されていない脂肪そのものを牛脂と呼ぶこともあります。

牛脂は、すき焼きやステーキなどの調理によく使われますし、ハンバーグやカレー、ラーメンなどにも使用されることがあります。

豚肉から取り出した脂は「ラード」として知られています。

牛脂を控えたほうがいい人

牛脂には飽和脂肪酸が含まれており、これは体内で固まりやすく、脂肪の蓄積に繋がる可能性があります。

牛肉・豚肉・バターなどにも飽和脂肪酸が多く含まれており、これらの摂取量には注意が必要です。

特にダイエット中の人には摂取を控えることをお勧めしますが、たまにすき焼きを楽しむ程度なら問題はないでしょう。

牛脂の入手方法や賞味期限

「すき焼きにしか使わないのに、牛脂を買うのは面倒」と感じる人もいるかもしれませんが、牛脂は無料で貰えることが多いです。

しかし、賞味期限等が記載されていないことが多いので、保存には気を付けてください。

入手方法

牛脂は、スーパーマーケットの精肉コーナーで無料で提供されていることがあります。

牛肉を解体する際に副産物として出るため、通常は捨てられる物だからです。

無料で提供される牛脂の場合、その品質や由来は明確ではないことが多いので注意が必要です（例えば、輸入牛肉の脂肪が混じっていることもあります）。

無料であっても、過剰な摂取は避けた方が良いでしょう。

一方で、国産の高品質な牛肉から得られる牛脂は高価で取引されることもあります。

品質の良い牛脂にはそれなりの価値があるといえます。

牛脂を無料で手に入れることは可能ですが、量には気を付けましょう。

保存について

スーパーマーケットで無料で提供される牛脂は、通常賞味期限が表示されていませんが、それは生ものであるためです。

牛脂には、精製されたものとそのままの脂身があり、精製されたものの方が長持ちします。

保存方法によっても賞味期限が異なり、冷凍保存した方が冷蔵保存よりも長持ちします。

たとえば、松坂牛の牛脂は『冷蔵で5日・冷凍で1ヶ月』の賞味期限があります。

生ものであるため、早めに使い切ることが望ましいです。

すき焼きを牛脂なしで作る時の代用：まとめ

この記事では『すき焼きを牛脂なしで作る時の代用5選』『牛脂を入れる理由や保存期限』について紹介しました。

牛脂は無料で手に入れることもできるので、適切な量を使って美味しいすき焼きを味わいましょう♪